フィナステリドのジェネリックの代表格として「フィンペシア」は大人気。すでに世界60カ国以上で使用されているAGAの治療薬なんです。
そもそもフィナステリドは、アメリカで前立腺肥大の治療薬として開発されました。しかしその後の研究でAGAにも効果があるとわかり、1997年にはじめてAGA治療薬として製造&販売されたのです。
そんなフィナステリドを使ったジェネリック医薬品は多数存在しますが、先発薬と違い開発費用がかかっていません。そのため、抜け毛の抑毛効果そのままに、安価で購入することができます。また、お薬の安全性も、厳しい検査をパスしているため安心して使用できます。
そんなジェネリック医薬品について、もう少し詳しくみていきましょう。
「フィナステリド」とジェネリック医薬品「フィンペシア」の比較
フィナステリドのジェネリック医薬品といえばフィンペシアですが、それぞれの比較は以下のとおり。
フィナステリド(プロペシア) | フィンペシア | |
---|---|---|
製造&販売会社 | Merck & Co.(メルク社) | シプラ社 |
販売価格(1ヵ月分) | 約18,000円 | 約4,000円 |
※フィナステリドの価格は日本のクリニックの価格にしたものです。(自由診断のためクリニックによって価格変動アリ)
とくに注目したいのが、販売価格。
ナゼこんなにも差があるでるのでしょうか。さっそくチェック!
フィナステリドのジェネリックでお得にAGA治療!
先発薬の開発は、約9~17年と長い年月をかけています。
またその開発費用も、数百億円から数千億円という莫大な金額が必要です。そのため、開発&製造されたあとは、コストとしてお薬の販売価格に反映されています。
これに比べると、ジェネリック医薬品はすでに開発されている有効成分を利用します。そのため、時間もコストもかかっておらず、販売価格を安価で提供できるというワケなんです。
飲みやすく改良されている!?ジェネリック医薬品のメリットとは
ジェネリック医薬品は、先発薬の有効成分をそのまま使用しているため効果はお墨付き◎
またそれぞれの製薬会社で、お薬の大きさや味、匂いなどが改良され差別化されており、中には先発薬より飲みやすいものもあります。さらに長期的に保存しやすいよう、湿気や光に弱いなども改善されていたりと、工夫をこらしているのです。
「先発薬は苦手」「錠剤が大きくて飲みづらい」と感じている方に、ジェネリック医薬品はオススメです。
厚生労働省もジェネリック医薬品の利用率アップを推奨!
日本では、海外と比べるとジェネリック医薬品の利用率が著しく低いのが現状でした。
実際、アメリカが72%(現在90%以上)だった2011年9月の時点で、日本のシェア率は22.8%と大きな差がありました。そのため、厚生労働省も2020年の9月までにシェア率を80%にすること目標に掲げています。
厚生労働省がジェネリック医薬品の普及率アップを進めるわけは、わたしたち消費者や国にとってもお得なワケがあるから。
以下がジェネリック医薬品を利用するメリットになります。
わたしたちがお薬を購入するときに、保険証を提示し差し引いた金額を自己負担額として支払っています。ジェネリック医薬品を利用することで、その負担額は少なくなります。
・医療保険の負担額が軽減
保険料を負担している国も、安価のジェネリック医薬品の利用率をあげることでその負担額が軽減します。
AGA治療のコストを抑える!フィナステリドのジェネリック医薬品
AGAの治療は長期にわたります。
とくにフィナステリドは、抜け毛を抑毛するお薬のため、服用を中止すると抜け毛はどんどん進行するため、長期服用が必要です。
とはいえ、月々の支出は抑えたいもの。
ジェネリック医薬品を利用して、AGA治療にあたるコストを削減!
長くかかる治療と上手に向き合っていきましょう。